突然、その場所から逃げ出したくなったということはないだろうか?
しかし、現実には動けないという人も多いと思う。
なぜ動かないのだろうか。
嫌だけど行動に移せない
上司や先生、友人から嫌な思いを受けたことは、
1度くらいはあるだろう。
しかし、その気持ちを行動に移せたことは多いだろうか?
私は、全く行動できませんでした。
それは、勇気より恐怖が上回っているからである。
行動できない理由とは
私たちは、人ともめ事などをする場合に
何を恐れているのだろうか。
何かを教えてもらえなくなったり、悪評を流されることを心配したり、
身体に攻撃されることなどがある。
実際に行動に移した際に、そういったことも起こることはあるだろう。
私たちは、怖いのである。
今あるものを手放して、より悪くなるのではないかと。
不安の正体とは
行動を起こすには、勇気が必要だ。
しかし、状況が悪化する可能性がある場合、
それを避けようとするだろう。
つまり、脳が実際に行動をしたら危ないと、
危険信号を出しているのだろう。
善悪に関わらず、脳は過大に想像をしてしまう。
脳が想像した予想は、実際にはそんなに酷くはならないだろう。
悪い想像に関しては、より悪く考えてしまうため、
身を守ろうとしているだけである。
嫌なら逃げよう
あなたの人生は、誰のものなのだろうか?
親や上司、友人のものではないはずだ。
それなのに、なぜ縛られなければならないのか。
誰かのために生きているのではなく、
自分のために生きているのだ。
自分が傷ついている状態で、他人を助けるのは難しいだろう。
まず、自分という資本があってこそ、
始めて他人を助けることができるのだ。
自分が動けなくなってしまったら、誰も助けられないのだから。
自分の思いを伝えてみる
自分の思いを伝えるということは、
簡単そうに聞こえるが難しい。
なぜなら、対等な人間関係ならば問題ないが、
多くは何かしらの上下関係があるからだ。
最終的な判断は、上の人が決めるだろう。
しかし、下の人が意見を言ってはいけないのだろうか?
もし、それを聞き入れられないのならば、
なるべくその人から逃げた方がいい。
自分の話を少しも聞いてもらえないのならば、
それは話し合う以前の関係性なのだから。
逃げ出してみる
精神が病んでいくほどの状況なら、迷わず逃げよう。
私たちが思っている以上に、
メンタルが回復するのには、時間が必要である。
逃げ出してみれば、
意外と早くやっとけばよかったと思うこともあるだろう。
どうしても動けないのなら、
こんなことを自分に問いかけてみよう。
「その嫌なことはいつまで耐えられる?」といった質問を。
それが、1か月や1年なのか考えてみよう。
その期間が短いほど、実はメンタル的には危険信号であるから。
まとめ
- 行動できないのは、今ある状況よりもさらに悪くなると、
脳が過大に想像している - 不安とは、身を守ろうとしている正常な反応である
- 自分という資本がなければ、誰も助けることができない
- 自分の思いを伝えてみよう。それでもダメなら、
その人から距離を置こう - どれくらいの期間、頑張ることができるのかで、
メンタルがどれくらい危険なのか知ることができる
私たちは頑張りすぎている。
中には、身体を壊してまで頑張りすぎてしまう人もいる。
頑張るのと同時に、自分を大事していく努力も必要だ。
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