完璧主義は非常に理想が高く、努力することができる。
個人としての成長では、この性格は非常にいいであろう。
しかし、この完璧主義であるほど、周囲に理想を押し付けているかもしれない。
理想を追い求めることはいけないのか
理想を追い求めることは、何かをやる原動力になるためいいことだ。
自己実現につながりやすくなる。
ただ、これは個人に限ることだ。
問題は、仕事などである。
例えば、職場環境にこんな人がいたりしませんか?
- 残業を押し付けてくる人
- 休日にも仕事をしている人
- 長時間の残業時間をしたことを周知する人
- 社会人はこうあるべきだと、話してくる人
- 実費で会社で使うものや環境をやたら整備する人
こうなっていたいという自分に近づけるために行動している。
だが、その理想を他人から押し付けられたらどう思うだろうか。
自分は自分、他人は他人である
自分の理想が世界の基準ではない。
しかし、完璧主義である人が他人に何かを教えたりしようとすると
自分のこうあるべきという姿を強く反映させて教えてくる。
その結果、他にやることができなくなってしまったり、
長時間拘束されることになってしまう。
自分がいいと思ってやっていることが、
必ずしも相手にとっていいとは限らない。
相手の考えや状況をくみ取った上で、選択をしていかないと
それはただの自己満足となってしまう。
教えるのなら自分や相手にとっても、
よかったと思えることが一番よいだろう。
自分と他人は違う人間なのである。
そのことを理解して、自分と他人の価値観を
両方とも尊重できるようにしていこう。
性格は長所でもあり欠点でもある
上記は、完璧主義の欠点に注目してきた。
完璧主義は悪い性格ではない。
欠点もあれば長所もあるのだ。
完璧主義の人は、これをやると決まったらそれを
とことんやり抜くことができるのだ。
途中で挫折することも少なく、理想を追い求めて
挑戦し続けることができるのだ。
そのため、結果にもつながることも多いだろう。
このように、性格は長所や短所がある。
それを把握することで、長所を伸ばし、
短所を抑制することができればいいだろう。
欠点がない人間は存在しないのだから、それを認めて
変わり続ければよいのだ。
もし、完璧主義の性格を利用できたら
完璧主義を利用することができれば、どうなるのだろうか?
きっと下記のようになるだろう。
- 自己成長が早い
- 周囲に押し付けることを抑制することで、
摩擦が少なくなる - 仕事の完成度が高い
- 常に頑張っていると、評価されやすくなる
良い方向につながっていくだろう。
性格を認識して、少し変えることで、
欠点が長所に変わることもあるのだ。
他の性格でも
これまでは、完璧主義に注目してきたが、
他の性格でも同様である。
性格は必ず、長所と短所がある。
これはどの性格でも、応用できるということだ。
その性格によって困っているのなら、その性格を理解し
利用すればいい。
自己成長をしたいのであれば、自分の性格の長所を
利用すればいい。
十人十色というように、性格は千差万別である。
時代によってスキルは変化しても、性格は変化しないのだ。
性格を生かすことができれば、今後有意義な人生になるだろう。
まとめ
- 自分の理想は必ずしも、他人も共感できるものではない
- 自分は自分、他人は他人であり、違う人間なのである
- 欠点があるならば、それを認めて改善していけばいい
- 性格を利用することができれば、今後の人生で役に立つだろう
この性格が嫌だと思ってはいけない。
性格には一長一短あり、どの性格にも欠点があるのだ。
それならば、その性格を生かす方法が考えることが
一番プラスになるだろう。
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